通いたいと思った大学に足を運び、リアルな雰囲気や環境を知ることができるオープンキャンパス。一人では不安だから保護者と一緒に行くのはアリ?ナシ?ここではオープンキャンパスに保護者が行くメリットや、一緒に確認しておきたい点についてお伝えします。
※このサイトでは、関西にある心理学が学べる大学を比較して紹介しています。各大学の特徴や偏差値、学費のほか、併願受験で大事な「公募推薦」と「一般選抜」の実施参考スケジュールも調査してまとめているので、気になる人は以下の記事も参考にしてみてください。
結論から言うと、オープンキャンパスは保護者と一緒に行ってOKです!
高校生向けのアンケートによると、『親と大学のオープンキャンパスに参加したことがある』と答えた人は女子57%、男子28%という結果でした。特に女の子は半数以上が親と参加しているので、一緒に行くことはちっとも恥ずかしくありません。
実際に、いまどきのオープンキャンパスは親同伴が当たり前になりつつあります。数年前のコロナ禍では参加人数の制限がありましたが、アフターコロナの現在は同伴者の縛りもほぼなくなり、保護者と一緒に参加することも問題なくなりました。
オープンキャンパスは、あくまでも学校ごとのイベントであり各校ごとに運用が異なります。中には保護者同伴NGとしている学校もありますので、参加の前によく確認しておきましょう。
また、学部や学科によって模擬授業や実習を体験できるところがあります。その際、教室へ入れるのは高校生のみと制限される場合もあるため、そのときは保護者は教室の外で待機していましょう。
オープンキャンパスに親と一緒に行くのは恥ずかしい…という場合は、現地で別行動するのもアリです。オープンキャンパスで見るべき場所はたくさんあるので、親と手分けしてチェックすることで効率的に情報を集めることができます。
保護者と一緒にオープンキャンパスに行くことのメリットとデメリットを説明します。
保護者もオープンキャンパスに参加することで、学校の雰囲気や周辺環境について知ることができます。高校生の視点では気づかないことや判断できないことについて、その場で相談できるので心強いでしょう。
一方、保護者とオープンキャンパスに参加することで「保護者の意見に引っ張られてしまう」「自分の見たい場所に自由に行きづらい」といったデメリットも考えられます。その場の雰囲気に流されて大切な情報を見落としてしまわないよう、オープンキャンパスに行く前に『確認することリスト』を作成して保護者と共有しておくとよいでしょう。
オープンキャンパスに参加する保護者が知っておくべき内容について説明します。
大学進学すると、一般的には以下のようなお金がかかります。
これらがトータルでいくらかかるのか?家計で負担できる範囲なのか?いつまでに用意するべきか?といった判断は保護者がおこなうため、情報をもれなく集める必要があります。
大学進学はゴールではなく、社会で活躍するためのステップのひとつです。卒業生の就職率や就職先は保護者にとっても大きな関心事であり、高い実績のある大学ほど「通わせたい!」と思うはず。学内のキャリアサポート体制についてもしっかり確認しておきましょう。
社会で活躍するための足がかりとして、取得できる資格の内容は重要です。どんなレベルの資格が何年で取得できるのか?その資格を活かしてどんな仕事ができるのか?保護者にも理解してもらうことで、進路の後押しをしてもらえます。
キャンパスライフは学校の中の履修だけでなく、通学や課外活動も含まれます。駅から学校までどれくらい歩くのか、どんなルートを歩くのか、周辺にはどのような施設があるのかといった点もよく見ておきましょう。
特に、一人暮らしをしたり寮に入る必要がある場合は、街の居住環境や安全性、利便性についても、保護者の視点からしっかりチェックしてもらいましょう。
オープンキャンパスは、リアルな学校を知ることができる貴重な機会です。4年間通うことを考えて、自分に合っているかをしっかりと見きわめる必要があります。また、建物や設備だけでなく、在学生や教員、大学関係者の雰囲気を知ることができるのもオープンキャンパスならでは。特に、年齢や立場が近い在学生の振る舞いは参考になるでしょう。
オープンキャンパスに保護者と一緒に行くのはどうしても恥ずかしい!という場合、事前に保護者から「コレを聞いておいてほしい」というリストをもらいましょう。以下はその一例です。
入学試験は、学校ごとにさまざまな方式、日程、選考方法などで行われ、仕組みがとっても複雑です。特に併願の場合は、本命校のスケジュールとの兼ね合いで、受けられる試験が限られるケースが多くあります。入試スケジュールは保護者としっかり共有した上で、無理や無駄のない戦略を立てましょう。
同じ心理学部の教授でも、臨床系や研究系、児童心理や犯罪心理、消費者心理など、それぞれ専門領域が異なります。自分がどんなことを学びたいのか、どんな先生に教わりたいのか、教授陣のプロフィールを見て比較してみましょう。
国家資格である「公認心理師」は、大学院での2年間の履修(もしくは2年間の実務経験)を受験資格としています。公認心理師を目指す人は、大学院への進学率や国家試験の合格率などについても把握しておきましょう。
最近のオープンキャンパスには保護者同伴があたりまえ!大人の目線だから気づくことがあったり、高校生ではむずかしい内容を判断してくれたり、一緒にいると頼もしいアドバイザーになるはず。
もし一緒に行動するのが恥ずかしい場合は、現地で別行動したり、確認することのチェックリストを作成して、しっかりと情報共有することを心がけましょう。
併願受験で狙うべき!
心理学が学べる
関西の大学【3校】
ここでは、心理学が学べる関西の私立大学のうち、偏差値が45以上で公募推薦を2教科だけで受験でき、大学院で「公認心理師」資格*が取得できる3校を紹介。各大学の先輩が入学を決めた理由も参考にしてみてください。
※各校2025年度入試の情報を紹介しています。最新情報は公式HPをご確認ください(2024年6月調査時点)。
*「公認心理師」資格は大学院へ進学し、必要な科目を修了することが条件となります。詳しくは各大学の情報を確認してください。
近畿大学
総合社会学部
「公募推薦」※2025年度入試 参考
2教科受験
+調査書
外国語+国語or数学
(各教科100点+調査書)
「一般選抜」※2025年度入試 参考
3教科受験
ほか
外国語、国語+選択教科から選択(各100点)
CHECK
先輩が「近畿大学」に
入学を決めた理由
参照元:第11回(2023年度)テレメール全国一斉進学調査の回答より集計(https://telemail.jp/shingaku/p/shingakusurvey/result.php?code=0535&gc=10001978&ga=gaku)
近畿大学 総合社会学部の
<4年間>にかかる費用
合計:4,816,000円
(初年度1,361,500円、2年次1,131,500円、
3年次1,151,500円、4年次1,171,500円
※初年度の金額は入学時納入金を含む)
参照元:近畿大学公式HP
(https://kindai.jp/exam/expenses/list/)
近畿大学 総合社会学部
心理系専攻の【偏差値】
52.5~57.5
参照元:スタディサプリ進路
(https://shingakunet.com/gakko/SC000218/nanido/)
近畿大学 総合社会学部
入試情報
公募推薦(2024年度実施参考)
⼀般選抜(2024年度実施参考)
※そのほかのテスト方式は
公式サイトをご確認ください。
参照元:近畿大学公式HP
(https://kindai.jp/exam/system/)
大阪経済大学
人間科学部
「公募推薦」※2025年度入試 参考
2教科受験
+調査書
英語、国語、数学から
選択(各教科100点+調査書)
「一般選抜」※2025年度入試 参考
2教科受験
ほか
英語、国語、数学、
日本史/世界史から選択(各100点)
※必須科目はありません
CHECK
先輩が「大阪経済大学」に
入学を決めた理由
参照元:第11回(2023年度) テレメール全国一斉進学調査の回答より集計(https://telemail.jp/shingaku/p/shingakusurvey/result.php?code=0509&gc=10001551&ga=tmsslist)
大阪経済大学 人間科学部の
<4年間>にかかる費用
合計:3,883,000 円
(入学金:270,000円、学費:3,560,000円、
諸経費:53,000円)
参照元:大阪経済大学公式HP
(https://www.osaka-ue.ac.jp/campus/expenses/)
大阪経済大学 人間科学部の
【偏差値】
45.0
参照元:スタディサプリ進路
(https://shingakunet.com/gakko/SC000384/nanido/)
大阪経済大学 人間科学部
入試情報
公募推薦(2024年度実施参考)
⼀般選抜(2024年度実施参考)
※そのほかのテスト方式は
公式サイトをご確認ください。
参照元:大阪経済大学公式HP
(https://www.osaka-ue.ac.jp/campus/expenses/)
追手門学院大学
心理学部
「公募推薦」※2025年度入試 参考
2教科受験
+調査書
英語+国語
(各教科100点+調査書)
「一般選抜」※2025年度入試 参考
3教科受験
ほか
英語、国語+選択科目から
選択(各100点)
CHECK
先輩が「追手門学院大学」に
入学を決めた理由
参照元:第11回(2023年度) テレメール全国一斉進学調査の回答より集計(https://telemail.jp/shingaku/p/shingakusurvey/result.php?code=0499&gc=10001860&ga=tmsslist)
追手門学院大学 心理学部の
<4年間>にかかる費用
合計:4,872,000円
(初年度納金:1,242,000円※入学金含む
2年次以降:1,210,000円※諸費含む)
参照元:追手門学院大学公式HP
(https://nyushi.otemon.ac.jp/guide/fee.html)
追手門学院大学 心理学部の
【偏差値】
45.0~50.0
参照元:スタディサプリ進路
(https://shingakunet.com/gakko/SC000152/nanido/)
追手門学院大学 心理学部
入試情報
公募推薦(2024年度実施参考)
⼀般選抜(2024年度実施参考)
※そのほかのテスト方式は
公式サイトをご確認ください。
参照元:追手門学院大学公式HP[PDF]
(https://nyushi.otemon.ac.jp/admission/pdf/guide2024_p05.pdf)
【選定条件】
近畿エリア(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県)にある私立大学のうち、偏差値40以上60未満(*1)で、大学院において「公認心理師」資格が取得できる20校を調査。そのうち、公募推薦を2教科だけで受験でき、公式サイトに該当学部の在校生口コミがあり、2024年度入試での公募推薦型募集人数が35名以上で(*2~3)、かつ偏差値45以上の3校をピックアップしています。(2024年1月調査時点)